Vimeoアカウントを開設しました

このたび、新しく動画投稿SNS・Vimeoのアカウントを開設しました。

Vimeoアカウントは、当ブログの記事を動画化し、より広く発信する場として活用していく予定です。

リンク:Vimeoアカウント – Kozue Hinaz

日本から世界に声を届けるために

私が利用するSNSでは、X(旧Twitter)MastodonYouTubeに続いて4番目、動画投稿用としては2つ目になります。

とはいえ、Vimeo(ビメオ)はSNSとしてはマイナーです。動画といったらYouTubeで、その脇にTikTokニコニコがあるくらい。読者の中には「Vimeoって何? 何て読むの?」と首をひねった人もいると思います。

リンク:Vimeo公式サイト

Vimeo日本語サイトトップページのスクリーンショット
Vimeoトップページ。スマホアプリ版もある。

そんなマイナーなSNSを私があえて選んだのはなぜかというと、それは、海外への発信を主眼としたからです。

日本では知名度の低いVimeoですが、海外ではYouTubeの代替プラットフォームとしてよく知られています。

直接のきっかけは映画『オッペンハイマー』

新しい動画SNSを開設しようと思った直接のきっかけは、2024年4月に映画『オッペンハイマー』のレビューを書いたことです。同作は原爆を開発した科学者の人生を描いた作品で、アメリカでの公開直後から、広島・長崎の被爆者の惨状を直接扱わなかったことが物議になりました。私は、一般的な日本人だけでなく、広島・長崎の被爆者の方々、そしてアメリカ人を想定読者とし、映画作品としての解説、評価や誤解を招きかねない点の指摘等を執筆しました。

リンク:映画『オッペンハイマー』あらすじとレビュー―有害な芸術志向

これまでも、私は海外の読者を見据え、サイトに自動翻訳機能を設置してきました。当サイトには、アメリカ、韓国、中国、オーストラリアなどからアクセスがあります。読者の言語にかかわらず、アクセスさえすれば読める仕様にサイトを作ってあるのです。

ただ、国境のないインターネットといえども、自動翻訳を設置するだけでは越えられない言語の壁はあります。サイトを見つけてもらう段階に難があるのです。世界中で、ネットを日本語で検索するのは日本語話者だけ。アメリカ人なら、検索は英語です。つまり、日本語で書かれている私の記事は、海外では検索にまず出てこないのです。

海外、特にアメリカ人に届けたい記事を書いたいま、このままではまだ足りない。声を世界に届けるためには、自分から世界に出て行かなければ。

――そう思い、書いたものを英語で紹介する場を設けようと、私は新しい投稿先を探し始めました。そして最終的に選んだのが、作家などが多く集まっているVimeoです。

このようないきさつから、Vimeoのプロフィールは海外のユーザーにとって分かりやすいよう、英語表記にしました。

最初の動画はこちらです。先日このブログに書いた『オッペンハイマー』のレビューを英語の動画にしました。

初のAI(人工知能)活用

英語の動画の制作には、AI「Fliki」を利用しています。Flikiはインドのスタートアップ企業が提供しているAIサービスで、ブログ記事の動画化や翻訳機能に優れています。

私が創作活動にAIを導入するのはこれが初めてとなります。

私は執筆に文章生成AIは使用していません。なぜなら、これまで口すっぱくして世に訴えてきた通り、AIはメディアが騒ぐほど大げさなものではない。最近はChatGPTなどの文章生成AIがたびたび取りざたされていますが、私に言わせれば、自分の考えを書くなら自分で書いたほうがよっぽど早いし正確だというのが現実です。

リンク:人工知能(AI)の問題点・デメリット5選と、人間の未来

とはいえ、私は新しいテクノロジーにアレルギー反応を起こすタイプの人間ではありません。それどころか反対に、主体的な判断に基づく限り、新しいテクノロジーは積極的に活用すべきだと思っています。私は、近い将来には記事のサムネイル画像を生成できるようになるのでは、と考えていたのですが、それより先に文章を動画に変換することが実現しました。

YouTubeチャンネルとのすみ分け

もっとも、動画の投稿先なら、私はすでにYouTubeチャンネルを持っています。もしかしたら、新しいSNSアカウントなど作らなくてもYouTubeにアップすればいいのでは、と思われたかもしれません。

実は私も、英語の要約動画を発信するというアイディアが青写真だった時点ではそれを考えていました。

しかし、私は現状に鑑みて、「言論」を投稿するにはYouTubeは向かないだろうという結論に至りました。

第一に、私はこれまで約1年、YouTubeには趣味系のコンテンツを投稿してきました。以前旧Twitterに投稿した写真をスライドショー動画にまとめる。当ブログの記事と連動して、ゲームの攻略動画を制作する。――投稿を始めて1年余りが経ち、結果的には小さい子も見るようなチャンネルとして定着をみています。

加えて、SNSのカラーもあります。YouTubeのカラーは基本的にエンタメ向けです。とりわけ日本ではお騒がせタレントのような大衆娯楽色が強く、真面目な話が成り立つような風土ではありません。その点、Vimeoは映像クリエイターやファッションブランドなどが多く集まる「堅い」カラーです。またユーザー側も癒される動物の動画を探しに来るような場ではないので、「言論」とはマッチするプラットフォームだといえます。

Vimeoのロゴ
画像クレジット:Vimeo Logo Vectors by Vecteezy

さらには、セキュリティ面も考慮しました。現在でこそYouTubeは万人がアクセスするサイトですが、初期にはコンピューターウィルスだらけの危ないサイトだったということを知る人は今どれほどいるでしょうか? 今日ではすっかり改善されて様変わりしたとはいえ、セキュリティ面ではYouTubeには上がいます。私はヒロシマ・ナガサキのようなデリケートな内容を投稿する予定だったので、どういうプラットフォームが好ましいかといえば、改ざん対策などが進んでいるほうがベターだったのです。

以上のような考えから、YouTubeの用途は趣味や遊びのコンテンツ専用で固定することにしました。YouTubeではめずらしいと思いますが、私のチャンネルはいわゆる「日常アカウント」のように運用していきます。

真面目な言論用のアカウントとして

そして娯楽専用のYouTubeチャンネルとは対照的に、真面目な話をする言論用の動画アカウントとして別途Vimeoを用意しました。

海外への発信は、さらに強化する計画も進行中です。

Vimeoは英語を第一言語にしていますが、もちろん日本人でもアクセス、視聴できますのでぜひご覧ください。私の社会評論を期待している方は、今まで知らなかった論考が見つかるきっかけになるかもしれません。

今後とも私、日夏梢の表現・言論活動をどうぞよろしくお願いします。

リンク:Vimeoアカウント – Kozue Hinaz

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