【歌作品】SMASH

SMASH

詞・曲 日夏 梢

素通りしていく人々 街灯の逆光が落ちて

どんな顔してるのか いまいちわからないなぁ

昔の不良はよく 学校の窓を次々

割ってまわったらしいけど むしろ素朴に思える

 

一瞬の不安にやっきになって

強化ガラスばかりの 世の中になっていた

 

夜中に 窓を割ってまわれたらなぁ

今時のガラスは どれも割れやしないや

誰もあきらめ顔で生きてる

でも実は うずいてる

心のガラス 破裂しそうだ

街灯が照らす夜道

町をゆく人も僕も 大人でコドモに思える

かなわないと感じたら 戦おうとなんてしない

理想の世の中よりも 現実の失敗が怖くて

祭りの熱に乗っては 冷えて

無力感がつのるばかり

 

「幸せはどこかな?」 「自分らしくありたい」

いつだって 手探りしてる

あきらめてなんていない

 

夜中に 窓が次々割れてゆくね

もしかして全部が 割れた時にはじめて

変わるのを待つしかないのかなぁ

冷たく澄んだ 風が吹きこむ

心のガラス 破裂したから

 

夜中に 窓を次々割ってまわろう

この夜空 感じて

それは 青春じゃなくて

よりよい明日を残すため

冷たく澄んだ 風よ 吹け 吹け

くすんだ星が 明日は晴れるように

 


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作者・日夏梢プロフィール – 歌作品のほうは趣味兼ライフワークの完全アマチュア主義です。

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