人工知能(AI)の問題点・デメリット5選と、人間の未来

以前、映画『2001年宇宙の旅』の続編『2010年』の記事で、同作が人工知能を冷静に描いているところに好感を持ったと書きました。今回はあらためて、人工知能(AI)について「今すぐ対応が必要な問題点」と「全然心配いらないこ …

芸能人の薬物依存疑惑・逮捕と自主規制―「作品に罪はない」議論を徹底解説

薬物事件で逮捕され、警察署前でフラッシュを一身に浴びながら頭を下げる俳優やミュージシャン。そのたびに出演作が公開中止、CD等が販売停止に。2019年ごろ、芸能人の薬物犯罪に社会から厳しい対応を求める声が上がる一方で、その …

責任なき言論に信用はない―法律論と芸術論からみる表現の自由

ブログ開設以来毎年世に送ってきた憲法記念日のメッセージは、今回で7年目をむかえます。 この7年、ひたすら「着眼しては執筆」をくりかえし、今では私の目指す表現がだいぶ形になってきました。中でも去年は、読者から大きな反響が寄 …

年齢で追う尾田栄一郎さんの経歴と『ワンピース』の歴史

先日『ONE PIECE FILM RED』の映画レビューを執筆した際、読者から大きな反響をいただいた。その時にも少々触れた『ワンピース』の作者・尾田栄一郎さんの経歴、そして変化を、今回は年齢を追う形で全部まとめたいと思 …

評価二分の『ONE PIECE FILM RED』~ウタはなぜ”炎上”したのか

ルフィあこがれの大海賊・シャンクスが登場するとしてファンの期待大だった映画『ONE PIECE FILM RED(ワンピースフィルムレッド)』。主題歌と劇中歌には『うっせぇわ』の大ヒットで話題となった人気シンガー・Ado …

『グレイテスト・ショーマン』あらすじと感想―現代に響く人間賛歌

『グレイテスト・ショーマン』(原題:The Greatest Showman、マイケル・グレイシー監督、米、2017年)は、19世紀アメリカの興行師、P・T・バーナムの半生を、サーカスの華やかな歌とダンスで描いたミュージ …

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』あらすじと感想―愛しく悲しい極限の笑い

『ライフ・イズ・ビューティフル』(ロベルト・ベニーニ監督・主演、伊・1998年)は、映画通からの評価が高い名作です。1998年のカンヌ国際映画祭で審査員グランプリに輝き、翌年のアカデミー賞でも7部門にノミネートされて主演 …

Ado『うっせぇわ』の歌詞の意味を3つの視点から読み解く

2021年の音楽シーンを席巻しているAdoの『うっせぇわ』。その攻撃的な歌詞が各分野で話題になっているので、今回はその意味や音楽としての構成、ヒットの背景などについて解説し、最後に私見を述べたいと思います。 Adoの『う …

ゼロからわかる!初音ミク・ボカロPとは&音楽制作の行方

「ニコニコ動画でボカロPをやってるんでしたよね?」――以前会った人に突然そう言われ、私はなんでそんな話になったのかと目を白黒させたことがあります。どうやらその人は、私が趣味は作詞作曲だと言ったのを、頭の中でそう変換してし …

『千と千尋の神隠し』考察と論評―両親、坊、湯屋が表象した戦後日本

難解な映画として知られ、大人でも「こういうのをおもしろいというのか、いまいち理解できなくて首をかしげた」といった感想がめずらしくない『千と千尋の神隠し』。私は以前、引きこもりの文化的・歴史的背景や今後を論じた際に、戦後社 …

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