ポピュリズム事例集―日本の小泉政権からトランプ大統領まで

純文学とエンタメ作品の実情、刑事裁判の被害者参加制度、Facebookからの個人情報流出事件、作家の在り方とタレント本、ネット上のbotをはじめとする人工知能……私がこれまでに作品やブログで扱ってきたテーマは様々です。し …

インターネットからの個人情報流出事件解説と、自分でできる対策

以前SNSのアカウント乗っ取りや人工知能について論じた時、プライバシーの問題や「データ分析産業」の存在に触れました。今回はあらためて、個人情報流出事件という観点からそれらについて考えていこうと思います。 個人情報といって …

純文学とエンタメ作品の定義と実情―一人ひとりが一作一作判断しよう

小説をはじめ、文章による創作には自然とついてまわる「純文学」「エンタメ作品」という分類。これまで文学・アートの在り方を論じてきて、一度はっきりさせなくてはと思っていたテーマです。今回は、辞書の定義に当てはめる作業によって …

刑事裁判の被害者参加制度の問題点―「使って後悔」を防ぐために

自分や家族が心臓病か大量出血を伴う大けがのときは、医師免許を持っていなくても手術をしてよい――もしもこんな制度があったら、あなたは自ら執刀しますか? まさか、ですよね。そんなことをしたら大切な人を死なせかねない。 しかし …

腐り腐って、本当はもう日常にないから

日常が続いているように見えます。私たちは危険を感じることなく街を歩いていますし、店の棚にはいつでも色とりどりの商品が並んでいます。当たり前の暮らしがあるかのようです。 しかし現在、日本は民主主義国家ではないと言って過言で …

アイドルみたいな文豪?―小説の商業主義と、現実的な未来とは

私はこれまでの活動を通して文学における行き過ぎた商業主義に厳しい目を向け、また警鐘を鳴らしてきました。今回は、私自身の経験から、最もショッキングで性質悪い例を紹介したいと思います。 目線が引き寄せられた顔写真の正体は…… …

静観、行動、ユーモア:作家に必要な3つの要素

ある目的に対して、手段というのは複数考えられるものです。たとえば東京から福岡へ行く方法だったら、おおざっぱなだけで飛行機、新幹線、バス、フェリーの4通りがあり、ここに具体的な路線、便などが加わってうんと枝分かれします。そ …

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