植松聖「神のお告げ」の結末―津久井やまゆり園事件裁判に思うこと

戦後最悪の大量殺人事件、津久井やまゆり園事件。2020年1月に、植松聖(さとし)被告人の裁判が始まりました。 私は以前、パーソナリティ障害と犯罪や刑事責任能力の関係を解説した時にこの事件に触れています。今回は、近年で最悪 …

オウム真理教元幹部・死刑囚の言葉から得られる教訓

私は、オウム真理教事件を考察するのは、「集団・組織が病んでいったとき」を、「人間」を、さらには「戦争」や「暴力」を考えることだと思っています。 戦後最悪のテロ事件の一つであり、また戦後日本の一時代を象徴するオウム真理教事 …

アスペルガー症候群の有名人が特徴ある話し方のスピーチで残したもの

先日、アスペルガー症候群を公表している有名人が、世界中のメディアをにぎわせた。スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリ氏である。彼女は、16歳という若さと世界規模にまで広がった環境活動、そして国連での「涙のスピーチ …

学校でのいじめが「事件」になる前に

以前、苦しいなら不登校でいいんだという話を、私自身の経験や見聞にもとづいてたっぷり書き綴りました。不登校には様々な理由がありますが、絶対外せないのが「いじめ」です。 今回はあらためて記事を一枚割き、この問題にスポットライ …

皇室の背後の闇勢力―タブーになっている理由まとめ

天皇・皇室について、メディアが議論しようとしない。視聴者・読者から求められようとも、頑として踏み込まない。そういう自らの態度すら、他人事かのようにながめている。テレビ、新聞、出版、映画などにおいて、こうした天皇・皇室への …

中年の引きこもりと仕事のジレンマ&今後のライフスタイル

国・地域や文化は、その特色や歴史から生まれた独特な問題を抱えることがあります。 一例として、インドのカーストを思い起こせばいいでしょう。世界中ほかのどこにもないあの独特な身分差別は、法律で否定された今日もなおインドの人々 …

戦争体験談は現在、風化どころか不足中―各世代への提言

「戦争の記憶が風化している」なんて近年はよく言いますね。実際、戦争世代では心配の声が広がっているようです。 ……いや、待ってくださいよ。それ逆、逆じゃありませんか? 「証言はある。だけど人々が関心を持ってくれない」どころ …

カルト宗教の勧誘に注意―大学で本当にあった3つの話とその検証

前回、箱根駅伝について筆を走らせているうちに、キャンパスライフといえばこのことは絶対書くべきだという思いが湧いてきました。このこととは、カルト宗教。80~90年代にオウム真理教が未来あった学生を教団に引きずり込んだのはよ …

ポピュリズム事例集―日本の小泉政権からトランプ大統領まで

純文学とエンタメ作品の実情、刑事裁判の被害者参加制度、Facebookからの個人情報流出事件、作家の在り方とタレント本、ネット上のbotをはじめとする人工知能……私がこれまでに作品やブログで扱ってきたテーマは様々です。し …