目次
言論・創作の方針
表現の本質は「人間らしさ」である
自己表現は人間の根源的な欲求であり、人間の尊厳そのものです。あらゆる人類文化の出発点でもあります。
自己を表現すること、同時に他者を認めることは、表現にとって車の両輪であると考えます。表現活動全体を通して「人間らしさ」を指針としています。
社会を変える力は、ペンにある
社会は、いまを生きる個人の積み重ねから成り立っています。ならば、問題山積みで持続が危ぶまれ、また予測不能となっているこの社会の変革は、ひとりひとりの心を動かすことから始まります。それを実現できる手段は言論であると考えます。
まだ誰も答えを見たことがない問題に主体的に立ち向かい、思考して、解決策を導きます。
文芸の意義は、「生き方を論ずること」にある
人はどのように生きることができるのか、表現活動全体を通して「生き方」を主要テーマの一つとしています。人々に様々な生のあり方を示すこと、多様な幸福の形を提案することに加え、「生きられない人が生きられるには何をどうすればよいのか」という問題解決型の視点に取り組んでいます。
芸術論における文芸の意義は、「生き方を論ずること」にあると考えます。
楽しむことこそ、アートの良さである
作者も読者も一緒に楽しむべく、活動を通してユーモアを盛り込んでいます。気軽に手に取り、生きる喜びを共有ができるのが、アートという方法の特権だと考えます。
著者・日夏梢について
プロフィールはこちらのページにありますが、ここでは出版・報道・その他関係者用により詳しい概略をまとめておきます。
1988年、東京都生まれ。
都立日比谷高校卒。小説作品の舞台のモデルとして使用しました。
早稲田大学法学部卒。専攻は民法。岩志和一郎先生ゼミ、研究テーマは児童虐待への法的対応。ほかにも芸術論、文学理論などを幅広く学びました。
想定する読者層
最も予想し期待する読者の範囲は以下になります。
年齢・職業等
平成以降の
- 社会の在り方に疑問を感じている人
- 生きにくさをかかえてモヤモヤしている、いら立っている人(雇用でうまくいかない、親世代と軋轢がある、など)
- 各分野で新しい生き方や働き方に挑戦している人(典型的には社会起業家など)
- 現状ではそうでなくても新しいライフスタイルに挑戦したいという気持ちを持っている、あるいは自分らしい人生を送りたいと感じている人
高齢の知識人層。
趣味を同じくしている人。
著者の思想的バックグラウンド
年齢・職業等に加え、思想的に近い層も想定読者となると思われるので、著者の思想的バックグラウンドを記載しておきます。
自由主義者、民主主義者です。
思想のルーツをたどったところによれば、明治以来の近代思想を源泉に、戦後の進歩的知識人の流れを汲んでいると自認しております。
思想、政治、社会活動の団体には所属しておりません。これは、自らの思想や活動が団体名によって示される「所属モデル」の感覚を遠ざけておきたい意図、また、アーティストとして自ら立論・行動することを重視する個人的な考えによります。そうした団体を否定する意図はまったくなく、どちらかといえば大いに活性化すべきだと考えています。
宗教団体には過去を含め一切所属しておりません。
学問の独立性に関心を払い、重視しています。
既存の権威に依存するのではなく、自立して着眼、立論し、自分の言葉で表現する主体性を重視します。これは、近代日本の学問および言論界が本質的議論を欠いた「物知り自慢合戦」に陥ってゆき、とりわけ欧米のトレンドを輸入することがもてはやされた結果、社会において批評が貧弱化し、戦前ファシズムの遠因になったのを重く見てのことです。
ブログ『日夏梢の自由研究』について
法律、社会問題、アート、IT、ポップカルチャーなど、幅広い分野にわたって言論を展開しています。自由かつ積極的な評論、提言を発信しています。
当ブログの意義は、言論それ自体だけに存するのではありません。第三次産業革命である新しいテクノロジー・インターネットを活用し、文士が自らプロジェクトを立ち上げ、個人で発信する「新しい言論活動の形」の先例として、より自由な活動モデルを将来世代に残したいと考えています。
SNSアカウントについて
出版社はもちろん、その他業者・店舗など法人の方は積極的にフォローいたします。
また、文筆に限らず創作活動をされている方は、いわゆるプロ・アマを問わず相互フォローを受け付けています。これは、「自分の意志で表現をする者は、立場・評価などと関係なく全員対等なアーティストである」という考えに基づきます。
X(旧Twitter)
管理人はX(旧Twitter)を主要なSNSとして利用していましたが、経営体制の不安定化によるユーザー流出を受け、現在他サイトへの移行を進めています。移行先は、MastodonおよびOFUSE(クリエイター支援サービス)です。
ビジネス利用を念頭にXアカウントも今のところは残しておりますが、問い合わせ等は下記コンタクトフォームからお願いいたします。
YouTube
YouTubeチャンネルでは、管理人が撮影した写真をスライドショー動画にまとめてアップしています。ゆくゆくはアコースティックギター弾き語りの音楽作品を発表したいと考えています。動画制作およびチャンネル管理は、全て管理人が行っています。
いわゆる「YouTuber」として活動する意思はありません。それは、
- 表現活動の中心は文章であること(動画/映像ではない)
- 自分自身を話題の種にする活動方法をとらないこと
- 表現物を制作するだけでなく、サイト管理人として表現のプラットフォームを制作・所有・運営しており、かつ、そのこと自体に現代社会への提言という意味を持たせているため、他社サービス(=YouTube)上での表現は趣味の範囲にとどまること
が理由です。
なお、一部の音楽作品は、歌詞をブログにて発表・公開しています。音楽作品ページをご参照ください。
注意
ダイレクトメッセージ、返信、コメント等によるSNS上でのやりとりは基本的にはしておりません。お問い合わせや依頼等は、下記コンタクトフォームからお願いいたします。
小説作品の具体的な方向性
上記の活動方針にのっとり、以下のような作風で書いています。
多くの作品で、高校生や中学生を主人公にしています。フレッシュかつ挑戦的な視点で社会に切り込みます。
読者および作者と同じ目線で、ともに歩んでいける主人公を立てています。結果として、サクセスストーリーの形となることが多いです。
「厚み3cmの法律書・学術書には必ず載っている知識を、日常に沿った形で世に提供できる」のが、物語という表現方法の利点だと考えています。
文章とは理論・論理であると定義できますが、私はそこにとどまらず、実践と経験を重視します。またリアリティにこだわり、作中の多くのエピソードは私が実際に見聞したことを基盤にしています。
小説は計算であると考えます。いわゆる私小説とは反対に、伝えるべきテーマを決定してから、それを小説という形に構成するというアプローチをとっています。日本では珍しい、理論的な創作姿勢です。
分量は400字詰め原稿用紙換算500枚弱。
コンタクト
お問い合わせや取材の依頼等はこちらのコンタクトフォームからお願いいたします。
最終更新:2024年2月