【歌作品】風の言葉

風の言葉

詞・曲 日夏 梢

赤いポストの帰り道は 今年もまた六分咲きの季節

春風とすれちがった その時

ふと あなたを思い出した

僕はようやく自分を知って 夢へ駆け出したばかりだった

命 輝き出したある日

あなたとすれちがった

 

顔も名前も覚えてない

風を見失うように

けれど確かなあなたの声

どきりとしたあの言葉

 

「他人に何と言われようとも 貫くべきだった」

手放した夢を 突如語った

あなたが風を止めた一瞬

目には見えないはずの深手が 背中でうずいてた

その言葉は僕の追い風になる

まっすぐ駆けていこうと

 

バイトを数日で転々としたころは とうに昔となった

経験という力を重ね

僕はいっぱしの土台を築いた

さらなる夢を赤いポストに 今年もまた六分咲きの季節

雨が降ろうが ただ駆けてきた

命をみがきながら

 

あなたは日々にまぎれた

風が空にとけるように

けれどどこかに残り続けた

どきりとしたあの言葉

 

「他人に何と言われようとも 貫くべきだった」

時折現れ そして去ってゆく

春風のような人だった

「夢こそ命だよね」と加えた あなたを覚えてはいない

けれど 励ましと やさしさを

僕はずっと忘れない

 

「他人に何と言われようとも 貫くべきだった」

僕は 何と言われようとも

夢へとまっすぐ駆けてきた

六分咲きの花を咲かせ 世界に敷きつめる

僕の夢が叶った時

風にも届くだろう

日光が当たる赤いポストと桜の花

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作者・日夏梢プロフィール – 歌作品のほうは趣味兼ライフワークの完全アマチュア主義です。

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