気持ちはわかるけど、下なんて向きたくないよね
2017年10月22日衆議院総選挙。あの安倍政権が続く。3分の2。ショック受けるよね。新聞やニュースから目をそらしたくなるのも、やり場のない怒りを覚えるのもすごく分かる。私もそう。
だけど、だからって嘆くだけじゃプラスにならないんだよ。
ここ数年で国の仕組みがどれほど壊れたか、私は知ってる。今どれほど危険な状態にあるか、分かってる。
その上で、だからこそ言ってるの。
こんなときこそ、まっすぐでないと。社会は一人一人が集まってできたもの。まずは自分が明るく照らそうよ。
一応はっきりさせておくと、
民進党の前原さん、50年後の歴史の教科書に載るレベルの大失敗だった。どうしてくれるんだよ! 前原さんのせいだぞ!! どうしてくれるんだよ!!!
過去はもう変えようがないから、私たちは変えられる未来を考える――理性的だね。だけど、それはまっとうな怒りをぶつけてからでいい。ネガティブな感情を否定しすぎてない? こんなときまでやさしくなろうとしなくていいから。
怒りも恨み節もすごく分かるよ。そういう気持ちは否定してないし、それを表明することは今後の日本のために必要。この段階も、きちんと消化しよう。これほど共闘が必要な時に野党勢力が空中分解は、許されざる大失敗だった。
その次に、これからを考えよう。下向いて、いじけて、うずくまるのが好きな人なんていないでしょ。
次には、プラスのエネルギー爆発させよう。人間、アホみたいに明るくていいんだよ。ね。
投票行かなかった人へ
政治だの選挙だの難しくてよくわかんないとか、どうせとか、気持ちは分からないでもないのよ。
だけど、投票率53.6%の選挙って異常なんだぞ。国民のたった半分しか投票しない国なんて他にないぞ。
他の国では、きみと同じごく普通の人が、選挙行ってるんだよ。OK? できないなんてことないんだよ。
きみが選挙とか政治とかにアレルギー起こすのには、実は日本の歴史が関わってる。言い換えると、歴史によって、きみは政治をなんとなく嫌なものだと「思わされて」いる。
日本には私たちみたいな民衆が自分の手で民主主義を勝ち取ったっていう歴史がないから、政治が他人事みたいになっちゃってるのね。あと、戦後、政治運動をした人の一部がひどい暴力ふるったりして、政治をやる人は怖い、関わりたくないみたいな感覚が根付いたんだよ。私たちの世代は、そういう感覚が定着したあとに生まれてきてるわけ。
だけどこれは単なる過去の出来事で、今の本物の政治とは無関係なんだよ。OK?
なにも政治家並みに勉強しろとか言ってるわけじゃない。私も、これ本当は創作ブログだけど、片手間にこの記事書いてるだけなの。政治家になるわけじゃないんだし片手間で十分だから、そのレベルでは社会のこと・国の動きにも関わろう。っていうか、でないと危険。
もう少し厳しく言っちゃうと、去年アメリカの大統領選でトランプさんが選ばれた時、「何やってんだよアメリカ人!こんなやばい人選ぶのかよ」って思ったよね。
……他人のこと言える??
投票に行かないのは「どういう行動もしなかった」んじゃなくて、「投票に行かないという行動をした」ってこと。
なんとなくしらける、なんとなくむかつく、なんとなく選挙なんて行っても無駄っぽい、その「なんとなく」は危ないんだよ。弱さを克服しなきゃいけない時もある。現実から目をそらすの、危ないよ。
「投票しないという行動」には、実は責任がついてまわってる。自分では気づいてなくても、そうなんだよ。OK?
選挙になると大人ぶった議論とか、不安をあおる言葉とか目につくかもしれないけど、
常識で考えようよ。危ない人の見分けはつくはず。
夢があるでしょう。あるいは、だいたいこんな人生送りたいっていう希望があるでしょう。
社会は、私たちが生きている場所で、世界で、器なわけ。その器がダメになったら、個人的な希望とか努力とか、全部叶いようがなくなるんだからね。
選挙の結果は、今後の人生にめっちゃ関係ある。国が間違ったら、苦しむのは自分なんだから。
そして、この社会は、一人一人の積み重ねでできてるの。OK?
おわりに
ショック、怒り、しらけ、無力感、焦り、そう感じている自分をありのままに受け入れよう。心に正しい・間違ってるはないから。そういう感情を抱いたのは正常な証だし、誇りに思っていいと思うよ。
私が言いたいのは、そういう気持ちと、行動は別ってこと。
しらけとか、無力感とか、その感情のために選挙行かないのはやばい。
結果見て暗くなってあなたの魅力を損なうの、もったいないよ。あなたが政治家を見て「あんな人に関わりたくない」と思われたら、社会はますます悪くなるよ。
気持ちは分かる。だけど、腐ってたっていいことはなんにもない。危機だからこそ、素直に自分を出していこうよ。
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